ツッコミ禁止というマナー

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お仕事で、ある文書の英語翻訳を外部の業者さんにお願いしました。

 

 

すると業者さんからメールが。

 

 

「いくつかの単語について試訳をいたしましたが、念の為ご確認いただけますでしょうか?」

 

 

僕が勤めている会社は製造業なので、

その分野の専門用語等、あまり耳馴染みのない単語を扱うことがあります。

さらに、同じ意味を持つ英単語が複数あると、どれかを社内で統一して使っている場合もあるので、試訳の確認依頼もそう珍しいことではありません。

 

送られてきた試訳リストを確認しながら、

一つ一つどう訳して欲しいかを考えます。

 

 

僕「『洗剤』は『cleanser』とも言えるけど、試訳の『detergent』のままでいいかな」

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僕「この『M』はサイズではなく形状の話だから、『size』よりも『type』って訳してもらったほうが分かりやすいな!」

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僕「次は『シャンプー』か」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャンプー?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕『・・・・??』 

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シャンプー!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ!?

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リストを確認してみると、『シャンプー』の試訳は『Shampoo』となっている。

 

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いや、これでいいんじゃないの?

わざわざこっち側に確認する必要ある??

何故業者さんはそれを試訳リストに入れたの???

弊社が『シャンプー』という名でありながら、

既存のそれとは全く異なるものを生み出したのかと勘違いしている????

 

「いやいや、さすがにそれは迷わず『Shampoo』って訳せや!」

とツッコミを入れたい気持ちもあるけど、

単に仕事が丁寧とも捉えられなくないギリギリのラインで迷った末に、、、

 

 

 

 

 

「『シャンプー』は『Shampoo』のままで問題ありません」

 

 

 

 

僕は自分のツッコミ欲を押し殺してメールを返しました。

 

 

 

ちなみに、英語が得意な先輩に、

「『シャンプー』って英語でなんて言いますか?」

って聞いたら、

「え?普通に『Shampoo』でしょ」

って呆れ顔で返されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですよねーーーーーーー!!!

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